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photo「写真、カメラ」のページ開設しました

 2022年より趣味が増えました。もともと苦手だった写真撮影は、YouTubeをやるようになって、動画撮影でカメラを使用する必要が生じて、それも結構苦にしていました。

 ところが突如、写真撮影と特にレンズいじりが超絶楽しくなり、あたらな趣味(これまではオーディオとゴルフ)が加わりました。そこで、サイト上では第3の別館としてphoto「写真、カメラのーページ」の部屋をブログ形式ではじめることにしました。

使用中のソニーα6300
カールツアイス・イエナ・パンコラー2/50、α6300にとても似合っています

 撮った写真などのブログは、こちらからご覧ください。

これまでの写真との歩み

学生時代に少しトライしました

 上京して大学に入学した時、とにかく自分の未来の可能性を広げようと考えていました。「創造、創作、クリエイティブ」系の将来を考えていましたが、関連する分野はあまり否定せず、まずは広く取り組んでみようと考えた次第です。

 とはいえ、高度な実技を伴い、明らかに自分に向いていない「楽器演奏」や「美術や書道」は除外です。

 周りにも似た志向の学生が多かったので、本当にいろいろ試しました。中でも写真は比較的身近で、専門に勉強している人や、機材を多く所有している人もいて比較的身近でした。実は絵画とか観るのもあまり興味がなかったのですが、写真は雑誌のグラビアなどは当然身近なので観るのも評価するのも苦手感がなかったです。

写真は結構費用が掛かることも有って挫折

 書店で新書版の入門書を買って熟読して、帰省した際に祖母の家から古びた二眼レフカメラをGET。三脚、カメラバッグ、ブラスター、視度調整レンズ(人の一眼レフ借りた時用)、ケーブルレリーズ(今回初めて名前を知りました、シャッターに繋ぐひも状のもの)を買いそろえました。

 残るは、露出計とオートストロボです。古い二眼レフは当然ながらオートカメラではなく露出計が内蔵されておらず、完全マニュアル撮影が要求されます。勉強なのでそれはそれでよいのですが、経験もないのに勘で撮影するには当時のフィルムや現像・プリント費は安くないので非現実的。

 露出計か、それを内蔵したオートストロボがあればなんとかなるかなと考えました。

 しかし、貧乏学生だった当時の私は、今後の費用も考え「写真を学ぶのは費用が掛かりすぎる」ということで断念した次第です。カラーの大判志向だったので、フィルムや現像も安くないことも理由でした。

 それでも先輩から一眼レフをしばらく借りて姉の結婚式やが新入生歓迎イベントのカメラマンをやったり、サークルの皆で広報用の写真を本格的なライティングとモデルを用意(こういうのは当時は持ち寄りなので簡単でした)して、2眼レフの大判フィルムが功を奏して、誰もが感心する写真を撮影したりはしました。

コンプレックスの裏返しでフルオートのカメラに専念

 その後は、カメラいじりに興味を失って、子供が生まれたり海外旅行でハンディビデオカメラや写ルンですがせいぜい。デジカメ時代になり、今でいうコンデジを入手しましたが、海外旅行や趣味のオーディオの記録用(当サイトには多く使われています)がメイン。

 スマホ時代となると、それすら不要となり、YouTube用にゴープロを買ったくらいでした。

身近なところに宝物

YouTube用にカメラが必要に

 当サイトと同様の趣旨で、趣味のオーディオ情報を発信するためにYouTubeチャンネルを開設しました。

 何故か家族が以前別の趣味の関係でキャノンハンディビデオカメラを持っていたので、それで始めたのですが、規格が古く(1080iでした)画質に納得いきません。まともなYouTuberは、動画も撮れる一眼かコンデジもしくは規格の新しいハンディビデオカメラを使っていたので、周りに借りられそうな人を探したのですが、コロナ禍でうまくいきませんでした。

 結局、スマホを新しいものに買い替え、ゴープロを中古で買って何とかしのぎました。

息子がカメラを貸してくれた

 そういう苦労話を夕食時に家族としていたら息子から「持ってるよ、貸そうか」と驚き発言。CGのデザイナーをやっていて仕事柄ごくまれに必要になるとのことでした。

 借りられたのは、もうこれ以上ないと思えるソニーのα6300、APS-Cのミラーレス一眼です。当時はAPS-Cとかチンプンカンプンでしたが。。

順風満帆ではないカメラ生活

 これで、他のYouTuberのようにカッコ良い動画が撮れると思いきや、思わぬ落とし穴が待っていました。

 おとなしく初心者なりにキットレンズ(16-50mm F3.5-5.6)を付けていればよいのに、f値が低い方が画質が良いかな、などと思い、当時YouTubeやブログで流行っていた中華レンズが激安だったのでついポチってしまいました。

 Fujian 35mm F1.7 銀 Cマウント単焦点レンズ。これがソニーEマウントアダプター込み、送料込みで3-4千円で売られていたのでした。今でも味のある良いレンズだと思います。amazonや楽天など国内のECサイトでは人気が出た後に品切れや値上げになっていますが、そこは中華製品で類似品は色々あるようです。いずれこのレンズを紹介する記事も作成しようかと思っています。

 しかし、APS-Cを理解していなかったため、広角の35mmでYouTubeに使いやすいと思いきや、35mm換算では1.5倍の標準に近い画角なので、YouTube撮影には画角が狭くイマイチ(マニュアルフォーカスというのも、、)でした。キットレンズに戻そうとしたらマウントアダプターの精度が悪くて外れません。

 この精神的ショックが大きかったのと、ゴープロを代わりに買ったりしたので、しばらくα6300とは距離を置く(仕舞いっぱなし)生活となりました。YouTubeのカメラ系動画などで「単焦点レンズ」「オールドレンズ」などに興味が湧いていたので、貴重な機会喪失だったかもです。

ショックから立ち直り近所に試写に行きました

fujianレンズ
中華レンズを装着

 2年近くショックから立ち直れなかったのですが、貸してくれた息子にも申し訳なく思い、ようやくα6300のマニュアルを再読するところから始めました。

 標準レンズは学生時代にもなじみがあり、開放の背景ボケは得意です。オールドレンズはフレア、ゴースト、グルグルボケも味として取り込む、などという知識も付いてきました。

2022年10月30日記念すべき写真趣味の第1歩。最初の1枚
2022年10月30日記念すべき写真趣味の第1歩。最初の1枚

マウントアダプター問題も解決

 しばらくして息子が仕事で使うというので、カメラを取りに来ました。事情を話して二人でマウントアダプターを弄っていると、何と!息子が取り外しに成功しました。

 というわけで、この後、カメラ、写真、特にオールドレンズにのめり込むようになっていったのでした。