空気録音用に、ボーカルとピアノのオリジナル曲音源を配布します

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オーディオシステムのチェック用に、空気録音してマニア間でその音質を確認し合うという事が徐々に増えているように思います。

特にYoutubeなど、SNSで仲間内以外の人にも聴いてもらい感想を教えてもらえるとシステム向上にとても役に立ちますね。以前は、所詮SNSで圧縮して劣化した音など聴いても参考にならないという意見が趨勢でしたが、公開する側も録音テクニックが向上したり、高音質ヘッドフォンでの試聴など、やってみると意外に面白いという声が広がっているのではないでしょうか。

iphoneなどスマホの性能が劇的に向上して、入門としてそれで試して嵌る人も珍しくないようです。

空気録音で悩ましい著作権問題

空気録音で悩ましいのが著作権問題です。では、ビートルズやイーグルスの名曲を録音して公開しようなどと考えてやってしまうと、公開前に「著作権問題に引っ掛かり公開不可」という結果が待ち受けていたりします。

YouTubeで気を付ける空気録音の著作権のポイント

YouTubeに音楽入りの動画をアップロードすると、大きく分けて2つの反応が管理画面や通知メールで返ってきます。

1.著作権に関する通知

慣れないと、警告文のようなお知らせなのでドキッとします。しかしこれはYouTube側のシステムが正しく(正しくない場合もあり後ほど解説)動作して、その曲の著作権保有者があらかじめシステムに公開基準を設定しており、それをお知らせしてくれる仕組み(=コンテンツIDという仕組み)が働いた訳です。

これについては、別ページで後日解説します。

2.お知らせがなくスルーされた

これは2通りのケースがあります。

<ケース1>使用した楽曲が、著作権フリーとかクリエイティブコモンズ、パブリックドメインなどという公開可能な曲であり、システム上で課題視されなかった場合。この場合は、「クレジット表記」などその楽曲の使用条件を守ってそのまま使う事ができます。

<ケース2>コンテンツIDに登録されていない楽曲で、著作権フリーとかでもない場合。コンテンツIDに登録する著作権者(概ね委託された代理会社)も暇ではないので、たとえばマイナーな世の中から消えかかっている楽曲をいちいち登録したりはしません。数十年前にリリースしたが全く売れなかったアルバムの1曲とか。あるいは、ミュージシャンや事務所などの著作権意識が低いという場合も有り得ます。引退したミュージシャンで事務所もレコード会社もとっくに倒産したとかも有り得ますね。

やっかいなのは<ケース2>の場合です。その時は、コンテンツID未登録でスルーされたわけですが、それを良いことに公開すると、後々になって著作権違反で指摘される可能性が生じます。そのため、その場合も公開は訴えられるかはともかく著作権侵害の法律違反となりやめた方が良いわけです。

著作権法は各国で違うので国内基準ではダメ

インターネットはワールドワイドであり、YouTubeも公開すると世界中で視聴可能となります。国によって、例えば著作権保護の期間が違うとか法律が違うため、日本の著作権法の概念で判断する訳にも行かないと思います。

その他のSNSやブログなどで公開するのも、それぞれ問題

ツイッターやFacebookなども、独自の著作権保護システムやルールがあるため、それぞれの作法に従う必要があります。個人のブログなどで公開するというのは、すべての公開責任を負うわけで慎重な対応が必要となりますね。

YouTubeで公開した曲の元音源ファイル(44.1kHz/24bit)を公開します

なかなか著作権対策は難しさがある半面、著作権フリーなど使用許可付きで配布されている楽曲は、概ね動画のBGMなどを想定しているため、ロッシー(圧縮による音質劣化を伴う)音源がほとんどです。

生演奏のロスレス音源で著作権許諾のある楽曲を探すのは大変なので、当サイトおよび当サイト運営のYouTubeチャンネルでは、今回、YouTube限定ですが、使用できる楽曲を配布します。以前も調整用を兼ねたサンプル音源を配布しましたが、今回はボーカルとピアノの生演奏です。

まずは当サイト運営チャンネルで空気録音を公開してみました

こちらとなります。

この曲は、運営チャンネルの登録者が4千人を突破した記念に制作につくられたものです。チャンネルレギュラーのソングライターTackyの過去のボカロ発表曲を、才能ある2人の方にアレンジ、ボーカル、ピアノ演奏を依頼したもので、予想以上の出来と関係者やその周囲では評価されています。

この曲含め、過去に公開したあるいは今後公開するボカロや生演奏の楽曲に関する詳細をまとめたページはこちらです。

使用アンプとスピーカー

アンプはKT88シングル(6BM8ドライブ、トランス結合、三結、無帰還)

スピーカーは伝説の銘スピーカーLS3/5a(スペンドール)

空気録音使用条件とダウンロード方法

使用条件

・YouTubeでの公開に限定します。他のSNSなどは不可です。

・動画本編か、概要欄に以下のクレジットを記載してください。

・使用して公開した場合、こちらへの連絡は不要ですが、連絡して頂いてもうれしいです。

クレジット

使用音源:キミのピアノが春を奏でる、by Tacky
https://globalaudio.info/page-2358/?swcfpc=1#toc21

※一例ですので、多少書式がこの通りでなくても結構ですし、より詳しく表記して頂いてもOKです。

ダウンロード

「キミのピアノが春を奏でる・生歌生演奏版」以下からダウンロードしてください(44.1kHz/24bit・WAVファイル)。

ゲストミュージシャンのご紹介

アレンジ・ピアノ:fukoさん

耳コピでピアノアレンジや伴奏をしているワーママです。好きな曲をときどきアップしていきます♪伴奏音源や楽譜制作依頼受付中!

YouTubeチャンネルのプロフィールより

よく知っている曲などをピアノアレンジで演奏してくれて楽しめます!才能の豊かさが溢れています!

ボーカル:りあさん

懐メロや流行りの曲などをピアノの伴奏で歌っています。疲れた1日の終わりに
ぼーっと聴いていただけたら嬉しいです。ちょっとでも、心休まる優しい場所になれますように。

YouTubeチャンネルのプロフィールより

いやあ、この人のボーカルは本当に癒されます!癖になります!

この曲を課題曲として大いに空気録音を切磋琢磨しましょう!

これから始める人も、すでにやっている人も、YouTubeは個人で気軽に無料で使えるメディアなので、大いに活用しましょう!

連絡不要としましたが、連絡いただければ可能な範囲で当ブログやYouTubeでご紹介させ頂きたいと思います。

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