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さっそく呼びかけに応えて当サイト運営チャンネルで配信したオリジナル曲を空気録音していただきました!

当サイトが運営しているYouTubeチャンネルでは、オーディオ情報と併行して、専属のソングライターTacky氏によるオリジナル曲を配信しています。

先ごろ、チャンネル登録者4千人突破記念として制作した「キミのピアノが春を奏でる、生歌生ピアノ編」を、オーディオシステムチェック用の空気録音音源(44.1/24)として配布しました。

さっそく空気録音して、ご自身のYouTubeチャンネルでで公開していただく方が出てきました。ありがたいことです。また、さらに興味深い結果を感じる事ができましたので、ご報告です。

「ちびっ子のおやつチャンネル」さんの空気録音

連絡を受けて、先入観なしに聴いたのですが、全体にまとまりのあるシステムに感じました。自作の2wayスピーカーがご自慢のようで、動画中の目立つ位置に写真が配されているので、聴きながらも「良い感じ」だなと思っていました。

どうもそれ以上に親和性を感じたので、後ほど概要欄を読んだところ「やはり」システムに真空管が入っています。真空管プリアンプがシステムに入っており、当サイトの推奨する真空管オーディオの香りがするという事で納得です。

動画はこちらとなります。

リマスタリングバージョンも収録されています

面白いことに、最初に配布音源の空気録音が収録されおり、次に「ちびっ子のおやつ」独自にリマスタリングした音源の空気録音が収録されています。

配布した音源は、ライターや演奏家からきたマスターそのままでしたので、仮に市販音源(いわゆるメジャーといわれるレコード会社の音源)であれば、そこからマスタリングエンジニアが一般リスナーの聴き心地が良いように「マスタリング」を加えます。

これは、オーディオマニア的には厳密には生音から遠ざかることになります。ですが、一般的に市販音源は生録音源と違いそういうものだ、というマニア間の共通理解があり普段は問題になりません。時々「原音再生とは?」「リマスター音源のインプレッション」などで別の議論になることはあると思います。

特に指摘や説明はしていなかったものの、「ちびっ子のおやつ」さんは、このマスタリング要素を市販音源に近付けようという意図(聞いた訳ではなくあくまで推測)で、リマスタリングまで試みていただいたようです。

デジタルの場合、こういう事が簡単にできてしまう点が便利かつ面白いですね!

リマスタリングの印象は

やはりメジャー音源のように、リバーブ・エコーを少し強化して、残響を加えられているような印象です。

具体的には、配布音源が小さなライブハウスの演奏なら、「ちびっ子のおやつ」さんリマスタリング版は、中ホールでの演奏という印象を受けました。

オリジナルバージョンでの音質の違いは

同じオリジナル音源での空気録音では、当サイトでのものと、結構違う印象を受けました。

システムも録音機材も違うので、違って当然ではあります。純粋にシステムの印象では、「ちびっ子のおやつ」さんのものは、やや中低域が充実しているように感じました。高域の美しさと中低域の充実の両方を実現しようという意図が感じられるシステムバランスに感じました。

比較しやすいように改めて動画を埋め込みます

上記のように、言葉での表現だけなく、実際に聴き比べると興味深いと思います。

そこで、
①元音源
②当チャンネル空気録音
③「ちびっ子のおやつ」さん空気録音

これを改めて以下に貼り付けますので、ご興味のある方は比較試聴を試してはいかがでしょうか?

①元音源

②百十番の空気録音

③「ちびっ子のおやつ」さん空気録音+リマスタリング空気録音

Tackyの楽曲詳細ページはこちらです。

第3弾が登場しました「Audio Waiwai」さんチャンネル

以前から交流のある「Audio Waiwai」さんチャンネルが、空気録音を公開していただきました!

今はまだ2月なのですが、曲のモチーフに合わせて2020年に撮影した桜の動画に空気録音を合わせていただいています。これは何か不思議な効果、システムや音質云々とは別に楽しくなりました。スピーカーはJBLのSTAGE A190というペアで約10万円のコスパの良いスピーカーです。こういうの1セット欲しい(部屋が広ければですが)ですね!

これで、当方のチャンネル含め、3種類の空気録音が公開されたことになります。それぞれのシステム構成を見比べながら、高性能ヘッドフォンでじっくり比較試聴していこうかと思っています。楽しみが増えましたね。

第4弾は「nightwish daisuki」さんチャンネルです

以前からよくオーディオ系SNSで、各種報告などを読ませていただいていた熱心なマニアの方です。かなり工夫して収録していただいています。これも聴き応えありです!

5人目は「Yuho…」さんが空気録音を公開されました

チャンネルを拝見すると、熱心にいろんな曲の空気録音を公開されている方のようです。

6人目は、目から鱗のライン録音で「魅力あるDIY・真空管アンプ」チャンネル

同名のサイト「魅力ある真空管とアンプ・ラジオ・DIY」は、私の数少ないオーディオの師匠であるazumino.suzukiさんが運営されているサイトです。

一時閉鎖されていましたが、YouTubeメインで再開されました。リアルな真空管アンプの自作コンテンツです。

このライン録音は、これはこれで目から鱗の利点がありますね。空気録音はシステム全体の傾向や雰囲気を知る事ができますが、自作アンプのライン録音は、完成したアンプの音をダイレクトに楽しむ事ができます。

もちろん、再生で使うシステムがちゃんとした性能で、普段から聴き込んでそのシステム自体の傾向を把握しておく必要があります。この自作アンプのライン録音は、その普段愛用するシステムにプラスオンされた音を脳内で引き算して、あたかも自分のシステムにそのアンプを組み入れたに近い印象を得る事ができるのではないでしょうか。

今回使用された自作真空管アンプも、シンプルでなかなかの意欲作です!

当チャンネル空気録音と比較した感想は

空気録音していただいたお二人から比較インプレッションをいただきました。お二方とも、特にボーカルに違いを感じられたようです。こういうシンプルな音源でも、判る方には違いが判るということで、空気録音は侮れませんね!

Audio Waiwaiさんの感想

百十番さんのシステムはボーカルの発声音が繊細で解像度高く聴こえます。此方の方はピアノの音圧は強い印象ですがボーカルがやや甲高く荒削りな印象。JBLは元気が取り柄のスピーカーかな😁

nightwish daisukiさんの感想

百十番さんの録音は真空管らしくヴォーカルが際立ち、一方で私の方はトランジスタアンプらしくピアノが主張する感じに聴こえましたです(^^

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