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竜山電子街レポート2004年5月訪問

韓国ソウルの秋葉原的電脳街

2004年のGWに2泊3日の単身ソウル旅行をして、韓国の秋葉原ともいえる竜山電子街に行ってきました。初の完全自力単独海外旅行でした。
とにかく広かったです。店多かったです。しかし、目的の真空管オーディオのパーツ店は1軒しか見つかりませんでした。

秋葉原も狭くはないですが、決定的な違いは「比較的新しい」という点と「卸売市場&物流拠点」ということからくる違いではないかと思います。東京・秋葉原は、青果市場のベースがあって、戦後の闇一時代にバラックの部品屋さんとジャンク屋さんが軒を並べたという歴史があるそうです。一方で、そうした終戦直後からのジャンク屋さん的な町並みは別にあって、こちらは、そちらから広くて新しいスペースに移転した事業者がベースになっているようです。

 

さっそく、真空管関係の店を探したが

結論からいうと一軒しか見つかりませんでした。しかも、事前にネットで見つけておいたものと同一でした。

AUDIOPARTS:ソウル特別市龍山区ウォンヒョロ3が51-30元暁電子商店街4棟508号

値段表を見せてもらいましたが、日本と同じかやや高い感じでさほどの収穫ありません。一応記念に中国製のMT管を少し買いましたが、帰国後、自宅から20分の店(鈴木産業さん)に行きましたが、こちらの品揃えのほうが断然豊富でした!(もっとも、この店は世界有数の品揃えかと思いますので比較は酷かも)。

印象としては、自作はあまり盛んでないように思えます。(後年そうでもないと判ります⇒プサンのレポート参照)

しかし、オーディオ自体は日本より盛んで(というより日本が下火過ぎ?)ハイエンド店は多く見かけました。何を隠そうそのうちの1つで聞いてやっと上記の店にたどり着いたわけですが。

 

PC関係の店はたくさん

間違いなく世界一の規模と思える竜山電子街のかなりの部分を占めるのが、PCパーツ店です。この辺りの事情(当時)は秋葉原と同じ。こちらについても厳密な検証はしていませんが、価格は日本とあまり変わらないそうです。韓国といえば、メモリーやディスプレイの生産で有名ですが、日韓では近すぎて価格差や品揃えの差があまりでないようです。

前回行った2000年には物価の安い国という印象でしたが、今回総じて「大して安くないじゃん」という感じでした。ガイド本によると、公共交通費・食費・衣料品・メガネ・CD以外は日本から行っても価格メリットはなくなってきたそうです。

この辺は香港も同じでしたけど。CDは、以前も行ったことの有った繁華街の店で、いっぱい買いました。

 

もうひとつの電気街

実は、ソウルにはもうひとつの電気街があります。こちらは旧電気街で、もともとこちらの地域から竜山に店が移ったそうで、残っている店は秋葉原で言う通称「ガード下」。ジャンキーな香りがする電気街です。

大阪・日本橋の裏路地に似てます。ここも広い!

鐘路電気商店街という、ガイドブックでは鐘路から仁寺洞よりのはずれです。

真空管的には、ラジオ管をたくさん無造作に置いている秋葉のガード下っぽい店を見つけたくらいです。オーディオショップはここにも多くありました。

 

ジャズクラブでWEの音を聴く

 

夜は「管球王国」に紹介されていたジャズクラブに行きました。

ライブのPAはアルテック、レコードやCD再生はWEのシステムです。
ライブもシステムも迫力満点でした。
(後は雑誌に書いてあるとおりです)
(2020.5追記)16年も前の記事なので、是非再訪したいと考えていますが、容易に実現しません。最新の情報がありましたら、追記したいので、是非お知らせください。

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