2010年11月に秋葉原で開催された音展2010にsusukiさんが立ち上げた(正確には本業の関係で、息子さんがやっているそうです)。
※2020年にsuzukiさんのサイトが接続できなくなりました。公開を終了したものと思われます。詳細をご存知の方は、ぜひコメントにて教えて下さい。
サムテックオーディオ登場
(株)サムテックと一番左側に見えるのが、会社のブースです。
suzukiさんは、私の古くからの自作オーディオ仲間(というより師匠と思っています)ですが、実は初対面でした。ご本人が長野で、私は東京なのでもっぱらネットを通じたお付き合いで、実際にお会いする機会が無かったのです。という訳で、記念撮影。
応援していくことに
今後、百十番は(株)サムテックさんを応援していくことにしました。開場と同時に訪問しましたが、帰りに覘いたら大盛況でした。
そりゃそうでしょう。
suzukiさんの自作歴は半端じゃありません。
宍戸公一氏の著書にある宍戸式アンプを調べていて知り合ったのがもともとです。特に、当サイトの作品集でも推奨している2A3ロフチンホワイトは、特に気に入っておられて、部品や回路の一部を変えて何台も(結構な台数)製作するほどの方です。他にも、フィールドコイルスピーカーとか、真空管ラインアンプとか、私が興味を持ったことを調べていくと、たいてい先に試されています。思考回路が似ているのかも(僭越?)です。
真空管アンプをある意味、知り尽くしています(同じ頃にはじめたホームページも半端じゃありません)。ここの製品が悪かろうはずはありません。
中国の電子部品をかなり見て回って、真空管アンプ自作に使えそうなものを買い付け、入門用の部品から高級アンプの部品やキットまで精力的に集められたそうです。通常の国内電子部品ルートと違いますので、これまで見たことないようなものが多い印象でした。
フロントロードの大型スピーカーが展示してあったのですが、かなり高価なので、これは売れるのかな?と思っていたところ、朝挨拶して午後に戻ったらもう売れていました。
suzukiさんとは、その後、個人の立場で出品されたスピーカーコンテストなどでもお会いしました。自作するときは、またサイトにお世話になると思います。
キットの追試をさせていただくことに
そこで、キットと特別販売のシャーシを分けてもらい、とりあえず追試させていただくことにしました。完成させたキットのレポートは、過去の作品集の「サムテック 6P1シングル キット無改造」で報告しています。
その他にも、今回の2010音展は一見パットしないように見えましたが、内容的にはいつになく充実していました。音展レポートは分室へ。
部品販売に特化?
(2020.3追記)その後、サムテックオーディオさんは、部品販売に特化されたようです。suzukiさんのサイトは健在で、この方の熱心さは尊敬です。自作真空管アンプを検討するなら、入門は私のサイトがおすすめ(?)ですが、その後は作例大豊富なsuzukiさんのサイトがおすすめです。
ヤフーショッピングに出店しているサムテックオーディオさんの店>>を拝見すると、真空管も300Bが6種類(品切れを除く)などいろいろ販売されています。当然ながら、他では見かけないパーツもありますので、自作するときは要チェックのショップだと思います。
また、当たり前のことだと思っていましたが、初心者は知らないようなので付け加えますが、中規模以上の書店に行くと、月刊誌「MJ(無線と実験)」というのが置いてあります。勉強するなら、当サイトとsuzukiさんのサイトに加えてこちらをぜひ立ち読みし、できれば購入しましょう。バイブルです。
ちなみに、真空管アンプの技術誌は上記に加えて、同じく月刊の「ラジオ技術」というのがありますが、残念ながら書店売りは止めており立ち読みはできません。アマゾンなどで買いましょう!
どうなる?今後の音展
音展は、その後も開催年がとびとびになったり、場所を変えたり趣向を変えたりしています。日本オーディオ協会の方々のご苦労がしのばれます。もともと大手家電メーカーが中心となって運営してきた組織なので、現在のオーディオ環境(家電メーカー中心ではなくなった)を考えると、なかなかまとめるのが大変なようです。一方で、ガレージメーカーの方々は、出展料がばかにならず、悩みの種のようです。がんばってください!!2010年の音展はなかなか良かったですよ!!
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