ビンテージDAC(QB-9)や2A3シングルなど、矢継ぎ早の変更で、訳が分からなくなりました

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百十番のオーディオシステム、システムラック画像(2025.1月)
2025.1月のオーディオラック

TOPWINGの光アイソレーターは好結果

賛否両論あるようですが、TOPWINGのOPT ISOは、我が家では好結果であります。
これについては、動画にまとめましたのでご覧ください。

光LANアイソレーションは、これまで構想のみで実際に導入していなかったのが効いた要因かも知れません。


これの有無での空気録音も収録していますが、変化は微妙で実際にシステムを直に聴いている時程の変化は分からない空気録音になってしまいました。

微妙な変化は中長期的に判断

通常こうした微妙な変化などは、私の場合、中長期的な使いこなしでエージングの進行含めて時間をかけて評価することにしています。こうして、ある方法が当初は良く感じても、中長期的判断で元に戻したり変更することが多々あります。

しかし、時系列的に言うと昨年(2024年)の10月頭から、変更を加えすぎて頭が混乱状態に陥っています。
最後の変更は故障なので、不可抗力です。

昨年(2024年)10月以降のオーディオシステム変化を時系列でまとめると

1)10月2日に、注文して置いたDACが到着

早速、システムに組み込みエージング開始、組み込みで一部ケーブルやインシュレーター類も変更ありです。購入の経緯なども動画にして公開しました。購入したのは「AyreのQB-9(192対応版)」です。

ビンテージDACのQB-9購入、YouTube動画

画像クリックで動画再生>>

2)12月6日に、貸し出していた自作真空管メインアンプ(2A3シングルロフチンホワイト)帰還

貸出機が戻り、調整兼ねてシステム組み込み、ラインケーブルなども交換しました。

返却回収に手間取り(先方がコロナに罹ったり)、システムから外して半年ほど放置していたとの事で、恐ろしく再エージングに手間取りました。まともな音に戻らなくて、真空管も久々にオール取り換えしてみましたが、結局はエージングで鳴らし込みと時間が解決してくれました。

その昔、香港で購入した予備の2A3が良い感じで、活躍の場ができたようです。

3)12月13日に、衝動買いした中国製小型ラインアンプ到着

システム組み込み、エージング開始、球転がしも行い好調です。上記の真空管メインアンプとは別の理由で、恐ろしく変な音で鳴り始めて焦りました。30年弱オーディオやってきて流石にここまで凄いのは初めての現象でした。正常動作とは程遠く、ボーカルが消えて不自然に伴奏だけが聞こえるといった具合。

おそらく、新品で組み込んだ直後の為かオペアンプが正常動作していなかったのだと思います。これも鳴らし込みで解決し、絶好調に。

こちらも動画にまとめました。製品(FX-AUDIO- TUBE-00J UNLIMITED)単体の紹介動画は現在制作中です。

画像クリックで動画再生>>

4)12月29日TOPWING OPT ISO到着

到着して、システムへ組み込み。当初、ルーターとスイッチングハブに入れてみましたが効果が薄いようだったので、スイッチングハブとストリーマー(LinuxPC)の間に入れて、電源もリニア電源(出川式20世紀電源)を奢りました。

本記事冒頭に貼り付けた動画がこの報告動画です。

5)1月初旬、中古PCで運用していたRoonServer故障

自作PC歴も長いので、少々の故障なら直しますが、ハード的に買い替えた方が良い状況でした。そこで、ヤフオクにて中古PC新規調達しました。

これが、年明け(2025)1月8日に到着。Facebookのクローズドグループ内で配布されている、音楽用Linux(RoonServerとDirettaHostが同一PCで運用できる優れもの)を組み込み、運用開始。
※同じグループの方が作成したマニュアルが超わかりやすくスムーズに行きました!

更に鳴らし込み(エージング)が進んで絶好調に、しかし

そうして、それぞれがエージングが進んで、過去一レベルでバランスが取れた好みの音になりました。
とはいえ、矢継ぎ早過ぎて、何がどこまで寄与したか頭の整理が難しい状態です。備忘録を兼ねて、記事にまとめてみた次第です。

エージング不要論もあるけれど

オーディオマニア間の伝統的な議論で、エージングの要不要というのがあります。不要論という方々が結構いらっしゃって、必要派に噛みつくという構図です。議論で解決されることはなく、延々議論が繰り返されるのがいつものパターンですね。

不要論の方は、「頭だけでオーディオをやっているタイプのオーディオマニア」だと思います。

当チャンネルの造語では「オーディオ原理主義者」ですね。機器の開発や製造もしくは自作の経験があれば電子工学における「理論と実装の違い」が体験・理解できるはずです。
※このうち「デジタルで音が変わらない」と主張するかつての筆者と似たタイプは「デジタルオーディオ原理主義者と命名。

想定外や未解明の要因が、結果的に音質に様々な影響を与える場合も多く、突き詰めれば実験の本質や科学の本質でも定義されているような正しい理解ができない、幼稚な発想の方が結構世の中にはいるようです。

机上の空論を喚き散らして恥をさらすのではなく、実際にいろいろ経験してみる(オーディオの場合はシステムに手を加え試聴を重ねる経験)べきだと思います。

今回、30年弱のオーディオ歴の筆者も初の経験で驚くようなおかしな出音に遭遇しました。そしていずれもエージングであらかた改善して、ケーブルなどで微調整したら、好みの音質に落ち着くという結果でした。

今回の経緯、経験を備忘録を兼ねてまとめた内容でした。

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