定年退職から丸5年が経ったので、オーディオ以外のことも含めて記録(退職3年目、コロナ禍やや下火に)<2022年の記録>

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 60歳で定年退職し、丸5年(2020~2025年)が経過したが、5年経ったという実感が全くない。そのための「過去まとめ」シリーズ。今回は、3回目で退職3年目の2022年をまとめる。

 退職とほぼ同時にコロナ架となり、事前の計画や予想と違う展開だったけれど、3年目となるといろんな面で慣れてきたという時期であったと思う。

超高音質通信プロトコルDiretta導入(領収書が届いた)
この年にやったことはあまり思い出せないが、撮影した写真を見ると、超高音質通信プロトコルDirettaを4月に導入(領収書が届いた)というのがあった

この年、90歳代になっていた実父が亡くなった

夏に実父が大往生して、初めて喪主となった

 東京に暮らす私と離れ、愛知県に嫁いだ姉と同じ県内に移住していた父が亡くなった。徒死も90歳代であったし、前の年の記事でも触れたように、体調を悪くしてからいろいろあったので急死ではない。むしろ大往生と一昔前ならおめでたいことかもしれないが、その辺りが几帳面な父らしい最後だった。

 墓(納骨堂)の手配などは、生前本人がしていたし、葬儀の業者も生前契約で済んでいた。幸い、姉が葬儀含め各種手配を引き受けてくれたので、私の負担は少なかった。葬儀は共同喪主とした。とはいえ、通夜、葬儀、納骨、49日など仏教の儀式はそれなりにあって、何度か東京都愛知を往復した。これ以外にも納骨堂を頼んだお寺は、いろいろと入念に姉の家に新調した仏壇にお経をあげてくれるなど細かい行事を姉が対応していた。主な儀式は、翌年の一周忌とそのまた翌年の3回忌と続いた。精神面含め定年後の5年が記憶があいまいなほど早く月日が流れた要因の一つだと思う。

 僅かながらの財産の処理(実母が半ば植物人間状態で生存しており、少し厄介だったが)含め、身内が無くなると結構な手続きや事務が発生するのだが、姉が対応してくれた。この件もあって姉には頭が上がらない。凄く感謝している。

それでもYouTubeは、毎週公開し、月に約3本のペースで制作を続けた

友人がYouTubeでオリジナル曲を担当

 あらかじめ意図したわけではないのだが、学生の頃からの友人が若いころから作詞作曲を趣味としていた。学生時代にフォークソング研究会に所属した頃からの趣味という。社会人1年目には、たまたま近所にアパートを借りた関係で盛り上がり、数曲、二人で曲を作ったこともある。

 その友人が、ボカロにハマって、作った曲をipadを駆使して、本格的なボーカロイド曲として作り貯めていた。

 そのままだと発表の場がなく、モチベーション向上に繋がらないため、動画にして公開したいという相談を受けた。まさに、私が有償の動画編集ソフトを導入したタイミングだ。珍しさや、動画編集の練習になると思い、動画にして私の設定したチャンネルで公開しようと話がまとまる。以降、YouTubeのチャンネル運営は、オーディオ担当の私とオリジナル曲担当の友人の二人三脚体制となった。

 やってみて思ったが 、この体制は一人で孤独に進めるより、何かと助け合い励みになる。責任感も僅かながら生じる。今日まで継続できた一つの大きな要因だと思っている。

自分が担当するオーディオ情報のYouTube動画は、月に約3本公開のペース

 続けていると、継続は力なりで、YouTubeは開設2年目で毎週投稿(友人のボカロが月一)により、チャンネル登録者は緩やかに増えていく。なぜか急に増えたり減ったりはなくて、緩やかな上昇が続く地味なチャンネルの進化だ。言葉を変えると堅実と言えるかもしれない。

 現実の制作体制では、本数を増やしたり、奇抜な動画を作ることも難しく、週一という方向で固まっていった。実父が亡くなったテンヤワンヤもこのペースで何とか乗り越えた。

 とはいえ、いつしかこのペースを守ることが生活のやりがいというか、生活の中心及びペースメーキングとなり、頭の中で常にYouTubeが占める位置が凄く大きくなっていた。 

かろうじてYouTubeは収益化できたが、厳密には赤字事業

 チャンネル登録者1000人を超えると、当時のレギュレーションでは収益化チャンネルとしてグーグルに認められ、ブログのアドセンスと同様かつ同一管理画面(広い意味のアドセンスの一環)での運用となる。そこで、ごく僅かながら収入となる。これは時給換算すると物凄く低効率の仕事で悲しくもなるが、趣味でほんの少しでも収入になると自分に言い聞かせて続けているという状態だ。考えてみれば、世界的大企業のグーグルが世界中のアマチュア(セミプロや一部のプロ含む)の足元を見たビジネスモデルなのだが、止むを得ない。

 たぶん関連支出(動画制作関連の費用)を考えると赤字で、これは大部分のアマチュアチャンネル運営者やブロガーも同じだろう。契約するWEBサーバーや、ストレージ、有償ソフトなど固定継続費もあるし、カメラなど撮影関係も費用がかかる。幸い、元から青色申告していたので、税理士さんと相談してこの分野でも改行届を出した。赤字事業で税金の節約にはなっているかもという見方によっては悲しい現実だ。それでも、趣味なので何もしなければそれさえもないわけで有意義と自分に言い聞かせているし、妻もその点は同意見で理解があり助かっている。

オーディオ的にはDirettaを導入し、ネットワークオーディオの魑魅魍魎的世界に

 それまでも、Linuxオーディオやラズパイオーディオ、さらにLinnのDSシリーズでネットワークオーディオは活用していた。

 すでに定年前にふるさと納税でRoonを入れていたので、音楽ストリーミングをより向上させようとこの年にDirettaを導入した。マニアックな音楽用ストリーミングプロトコルだ。

 Roonサーバー含めて、YouTube動画やブログのネタにもなるので、そういう面でもその後も取り組みは続いている。

定年退職3年目のまとめ

 人生において、親を亡くすことは、当たり前の宿命だ。それに伴う雑事も避けられないし、当人を忍ぶことも兼ねているので悪いことでもないと思う。

 とにかく3年目は、身内の天国行きと、YouTubeの安定に明け暮れ慌ただしく過ぎ去った。

 なお、世間ではコロナ架3年目で、旅行や出張、葬祭関係などの国内旅行はある程度できるようになった。写真を振り返ると6月に山形にサクランボ狩りの国内旅行をしている。葬祭関係以外の泊りがけの旅行は久しぶりだったと思う。1泊でこれほど楽しめたのも新鮮だったと思う。

 ちなみに、どこへ行くにも結局チェックは受けなかったが、ワクチン接種証明書が必要だろうと携帯するというような状況であった。

2022年6月に定年退職3年目にして国内旅行、山形県天童市にてサクランボ狩り
2022年定年退職3年目に山形県天童市に国内旅行(サクランボ狩り)

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